屋根の耐用年数
屋根の耐用年数
屋根の耐用年数は、改修工事でどのような素材が使われたかによって変わります。屋根の耐用年数の目安は以下の通りです。
屋根材の耐用年数
屋根材 | 耐用年数 | メンテナンスの目安 |
アスファルトシングル | 10~30年 | 10年ごと |
スレート | 20~30年 | 10年ごと |
ガルバリウム鋼板 | 20~30年 | 15年ごと |
瓦 | 50年以上 | 下地材補修以外不要 |
トタン | 10~20年 | 10年ごと |
塗装剤の耐用年数
塗装剤 | 耐用年数 |
アクリル | 5~6年 |
ウレタン | 7~10年 |
シリコン | 8~10年 |
フッ素 | 12~15年 |
無機塗装 | 12~18年 |
注意しておきたいのは、上記の耐用年数は、法律で定められたものではなく、塗料メーカー等が独自に示している数字であることです。建物そのものの耐用年数は、木造や鉄骨などで、国税庁が法律によって法定耐用年数を定めていますが、屋根の素材はあくまでも目安です。資本的支出として計上する場合、法定耐用年数から耐用年数がどの程度上昇するか(何年で減価償却していくか)は、常識の範囲内で決める必要があります。