プレミアムフライデー

プレミアムフライデーを簡単に説明すると、「月末の金曜日は15時に仕事を終えましょう」というキャンペーンのことです。省略して「プレ金」とも呼ばれました。

プレミアムフライデーはいつから始まった?

経済産業省と経済団体連合会が中心となって提唱・推進され、2017年2月より、民間企業などで導入されました。

義務化されたわけではなく、導入するしないは企業ごとに決められています。さらに、プレミアムフライデーの該当日に15時に帰るかどうかも、各社員が自分で決めるケースが多いようです。

個人消費を促すことが目的

プレミアムフライデーを実施した1番の目的は「個人消費を促すこと」とされています。
週末の金曜日というと、社内の同僚・上司と飲みに出かけたり、家族でレストランで食事や買い物をする方も多いでしょう。
つまり、金曜日は経済が活発になる曜日ともいえるので、仕事終わりの時間を早くすることにより、消費活動を促進しましょうという狙いがあったのです。
さらに、就業時間が短くなることで社員が体を休めたり、趣味や家族と過ごす時間に使ったりなどもでき一石二鳥の効果があると思われていました。

プレミアムフライデーの現在

「働く時間が短くなって、自分の好きに使える時間が増える…」
会社員の理想を実現したようなプレミアムフライデーは、発表当時大きく注目されました。
しかし、2020年以降は、新型コロナウイルス感染症の蔓延を受け、プレミアムフライデーは事実上終了してしまいました。