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「総務やさん」第297号

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社長様、管理職の方、総務人事、経理担当の方のためのビジネス情報誌です
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                     【vol.297】MAR.10.WED.2009
                発行人:株式会社 総務システムサービス

                                               http://www.ssyss.co.jp

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■今週のINDEX■

◇◇ ISO取得支援サービス部開設のお知らせ ◇◇

●ISOに取り組みませんか?(第2回)

●生体リズムを整えて健康な生活を

●「本家ローソン」にも勝る「ローソンストア100」の戦略

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◇◇◇◇◇◇◇ ISO取得支援サービス部開設のお知らせ ◇◇◇◇◇◇◇
 
 近年企業を取り巻く環境は急激に変化しています。企業は単に利益追求のみ
を最大の事業目的として経営すればすむのではなく、企業を取り巻くもろもろ
のステークホルダーに対して責任を果たすことを求められる時代となってきま
した。

 企業として、組織としてのマネジメントシステムを構築する必要に迫られた
現在、ISOの規格が、このようなマネジメントシステムの構築の基本となる
ものです。

 お客様より、強い要望を受け、弊社にてISO取得支援サービス部を開設い
たしました。詳しくは、弊社ホームページをご閲覧いただければと思います。

↓ 総務システムサービス ISO取得支援サービス部
http://www.ssyss.co.jp/iso.htm

 
★★★★★★★★★★★ 今週のメールマガジン ★★★★★★★★★★★★

●ISOに取り組みませんか?(第2回)

                  ・・・・尾崎 哲夫(おざきてつお)

 今回からISO9001の事例を交えてISOの取り組みについて具体的な
ポイントを紹介したいと思います。

 最初に、ISOに取り組む際には、まず経営トップの方の決断と全社的な理
解が必要となります。
 ISO9001でも14001でもどちらでもマネジメントシステムの構築
ですから、一部の人達だけが頑張っても意味がありませんし、できません。
文書の作成など構築そのものはプロジェクトメンバーで行いますが、その運用
については全従業員の理解と協力がないと実施できないのです。

 そのために取り組む際には一番最初に「キックオフ大会」を行います。
「キックオフ大会」とは、ISOに取り組むための目的や意義を経営トップ自
らが全従業員に向けて話し、会社方針や目標などを発表して、全社的に取り組
む姿勢を共有します。
 品質にしろ環境にしろ情報セキュリティにしろ何にしても各従業員一人ひと
りの業務と関係があり、ISOに取り組むことによってそれぞれの業務が改善
されていくことを共通の目標に掲げて、参加させて行くことが大切です。

 キックオフ大会の内容は、ISOに取り組むための目的や意義、取得までの
スケジュール、推進メンバーの発表、方針、目標などの発表、ISOの概要に
ついて、などが大まかな実施事項です。

 最近ISO9001の取り組みを始められた会社では、パートタイマーの人
達も含め全従業員が参加して「キックオフ大会」を行いました。
こちらからは事前に、キックオフ大会に参加される方たちは製造ラインに支障
が出ない範囲で良いですよと伝えてありましたが、当日はラインを止めて全従
業員の方が参加されました。この判断は経営トップの方がされましたが、品質
に係ることとして会社がいかに重要視しているかが十分伝わってきました。
そして、品質について社長自らがその重要性を自らの言葉で伝えられました。

 私は、このキックオフ大会でその会社のISOの取り組みは90%が成功し
たと感じました。このときの社長の言葉を聞いた従業員の方たちは間違いなく
自分たちの仕事をもう一度見直し改善していこうと思ったはずです。あと10
%とは、我々とプロジェクト推進チームとで最適なマネジメントシステムを構
築し、浸透させるだけです。

★★★★★★★★★★★ 今週のメールマガジン ★★★★★★★★★★★★

●生体リズムを整えて健康な生活を

                 ・・・・江口 稚香子(えぐちちかこ)

 病気発症の要因の多くは不規則なライフスタイルにあるといわれています。
もともと私たちのからだには、自律神経やホルモンの働き、体温や脈拍数、血
圧などを規則正しく変動させる「生体リズム」が備わっているそうです。
 夜になると眠くなり、朝がくると目が覚めるという1日のリズムや、眠って
いる間にレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返す90分のリズム、1週間という7
日間のリズム、1ヶ月や1年のリズムなど、そのどれもが人類がさまざまな自
然現象や宇宙現象に反応しながら進化を繰り返し、それに適応するために身に
つけてきたリズムです。病気の発症には、多くの場合、このリズムの乱れが原
因となるようです。

 たとえば、血圧は1日つまり二十四時間周期で変動し、睡眠とともに低くな
り、起床とともに上昇する。また、1週間の周期で記録をすると起床とともに
血圧が上昇する上昇幅が土日には小さく、月曜日に大きくなるという規則性が
あるそうです。そのため、心筋梗塞は冬、第1週、月曜日、午前中に多発する
といわれています。

 健康であり続けるためには、規則正しい生活をすることが何より大切である
ということはわかりきってはいるものの、日々の忙しい生活の中で、それを維
持することはなかなか大変です。
 とりあえず、1日のリズムを取り戻すために、毎日、体内時計を意識的にリ
セットするということだけでも健康を保つためにはとても必要なようです。そ
の方法として、次のようなことが効果的であるといわれています。
 (1)朝起きたら太陽の光を浴びる。
 (2)いつもなるべく同じ時間に食事をとる。
 (3)前夜の就寝が遅くても、いつもどおり早く起床する。
 (4)朝、緑茶やコーヒーを飲んで適度に交感神経の緊張を促す。
 (5)社会的な接触をもつ。
 (6)ときどき時計を見る。
 (7)昼と夜の寒暖のメリハリや騒音と静寂のリズムをつくる。
 また、歩行で足裏を刺激したり、食事で歯を刺激するなどして、自律神経を
調整することも予防医学的に効果的なようです。

 季節はだんだん春に近づき、新年度、新学期など、環境の変化が大きい季節
です。どんなに生活が変化しても、せめて1日のリズムだけは崩さないで、健
康なからだで日々生活していきたいものです。

★★★★★★★★★★★ 今週のメールマガジン ★★★★★★★★★★★★

●「本家ローソン」にも勝る「ローソンストア100」の戦略

                 ・・・・加藤 めぐみ(かとうめぐみ)

 先日、主人が東京に出張へ言った際の出来事です。ものすごい夜中にメール
が・・・。「ローソンの100円ショップがある!!」という写真つきのもの
でした。青を基調とした通常のローソンとはガラッと雰囲気の違う、緑を基調
としたものでした。待てよ?近所ではこんなの見たことないぞと思い、調べて
みたところ、今のところ一部の地域でしか、店舗展開していないとのこと。
(残念・・・。)

 そのローソンショップ100に関する記事が、新たなローソンの戦略として、
ジャストタイミングで雑誌に掲載されておりましたので、ご紹介いたします。

 その名のとおり、生鮮食料品や日用雑貨品などを100円(税抜き)均一で
販売されており、従来のコンビニとは異なる「お値打ち感」が武器。来店客数
1日に1200人超で「本家」であるローソンより5割も多いそうです。1店
舗あたりの1日の売上を示す日販も平均で60万近くに達し、本家の51万8
000円を軽く抜き去っているとか。

 本来コンビニエンスストアの強みといえば24時間営業などの利便性に加え、
店頭に常に新商品が並ぶ「鮮度」の高さと言えるでしょう。これが、中心顧客
となる移り気な10代~30代の若者を引きつけているのでしょうね。(ギリ
ギリ30代の筆者も、主婦でありながら、目新しいものを探しにフラッとコン
ビニに立ち寄るのが好きですが・・・。)本家ローソンでは毎週100~15
0種類の新商品を投入するため、毎日のように店頭に並ぶ商品は変わるそうで
す。

 ただし、このビジネスモデルが成熟すればするほど、中心顧客層以外の人た
ちの志向からは遠ざかってしまうのも又道理であると言えるでしょう。ストア
100はそこから発想した業態だと言えます。主婦とシニア層を主要顧客と定
め、従来のコンビニとは逆の戦略をとり、商品を定番の生鮮食料品や日曜雑貨
品にも特化させた。

 雑誌も置かなければ、公共料金の代理収納もしない。新商品も殆ど扱わず、
商品アイテム数を絞って1品目あたりの販売量を増やし、仕入先であるメーカ
ーとの値引き交渉を有利に進める。安売りしても利益を出す為の戦略だった。

 しかし、既存のコンビニ業態で拡大してきたローソンにとって、自己否定と
もいえる取り組みは一度頓挫した。2005年5月にストア100の展開を始
めてしばらくは、安さに引かれて来客数も日販も順調に伸びたが、まもなく失
速した。既存のコンビニ商品の中から、100円で売れるものだけを集めて並
べた為、単なる「安物売りコンビニ」になってしまったからだ。

 起死回生を図るため、商品力の向上を目標に掲げた。「主婦とシニアのため
のコンビニ」という新しいコンセプトのもと、商品を全面的に見直したそうで
す。

 例えば野菜。価格重視で外国産を使うことが多かったが、可能な限り国内産
に切り替え、100円で採算が合わなくなれば、半分や4分の1に小分けを徹
底したそうです。実はこの使いきりサイズが、一人暮らしや子供が独立した夫
婦だけの世帯にヒットしたようです。

 2007年に「SHOP99」を展開する99プラスを傘下に収めたことを
きっかけに、PB(プライベートブランド)商品の拡充に力を注いできました。
規模が拡大したことにより、山崎製パンやタカノフーズといった業界最大手の
メーカーも、チェーン専用の商品を手がけることが可能になったのだそうです。

 価格を下げた分だけ価値が下がってしまっては意味がない。価格を下げなが
らも顧客が求める価値をいかに維持するか、あるいはむしろ高めるかが「引き
算」の発想で且つ極意と言えるのでしょう。この「引き算」の発想こそが、今
後の日本を元気にするのではないでしょうか・・・。

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