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【変形ロボから着想】日本生まれのEV「タタメルバイク」がスゴい!2023年中の発売予定!!
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2022年11月23日

西田 宗一郎 

株式会社ICOMAが企画開発中の「ICOMA タタメルバイク」。アメリカの最新テクノロジー展示会「CES 2023」で最優秀の「イノベーションアワード」を受賞して注目されているこのモデルは、変形するロボットのおもちゃにインスピレーションを受けて設計された、名前通りの「折りたためる」EVバイクだ。都心の駐車スペースの少なさを解決するべく、たたんで玄関やオフィスに持ち込めるコンセプトで、50cc相当の走行性能を発揮。早ければ2023年中の発売を目指して、現在も開発が続いている。

おもちゃメーカーから生まれた新モビリティ

開発に携わる生駒タカミツさんはおもちゃメーカーの出身。その後、家庭用ロボット等の開発を経て、「駐車スペースがないユーザーでも、折りたたんで好きな場所に駐車ができる」というコンセプトのEVバイクを考案した。それが「タタメルバイク」だ。当初はSNSでのコンセプト発信から始まった開発は多数のユーザーの高評価を得て、現在は実際に走行が可能な試作機が完成している。

タタメルバイクのサイズは全高1000mm、全長1230mmで、重量は約50kg。原付一種に相当する走行性能のモーターを搭載し、最高速度は40km、航続距離は30kmとなる。短めの航続距離ながら、充電は家庭用電源で3時間で完了という手軽さ。たたんだサイズは全高690mm、全量260mmと小型トランク並みで、屋内に持ち込んでの充電が可能だ。

 
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コンパクトに収納し、工具なしで展開することができる「タタメルバイク」。駐車スペースを持てないユーザーのために、どこにでも保管できる手軽さがコンセプトだ。

 

たたんでしまうと、デスク下に収納することさえできるコンパクトさ。家具の一部のようにさえ見える、スクエアベースのシンプルなシルエットも特徴的。

 
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家庭用電源を利用し、3時間で充電が可能なバッテリーを搭載する。専用の充電設備は必要としないため、誰でも、どこでも扱える手軽さを発揮。

 
最先端のテクノロジー展示会「CES 2023」イノベーションアワード受賞!発売は2023年中を予定

アメリカ・ラスベガスで開催されている世界最大級の最先端テクノロジー展示会「CES(コンシューマーエレクトロニクスショー)2023」にも、タタメルバイクは出品され最優秀の「イノベーションアワード」を受賞した。この賞は出品企業の中でも、最も先進的で機能性が高いことを評価するもので、タタメルバイクが革新的なモビリティになることを期待された。CESでは過去にも様々な革新的技術の発信地となっており、「DVD」や「ファミリーコンピュータ」などのイノベーティブな製品が発表されている。

注目が集まっているタタメルバイクだが、2022年11月現在は価格等の情報は未発表。しかし2023年春頃から小ロットでの受注販売を予定されており、遠からず追加情報がアナウンスされるだろう。また原付2種クラスなどのバリエーション展開も構想中とのことで、今後の続報に期待大だ。

 
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「エンジニアリング、機能性が優れていること」「デザイン性に優れ美しいこと」「他の製品と比較して卓越し、先進的であること」という項目を満たした先進的な製品に与えられる「イノベーションアワード」。都会の新たなモビリティになる可能性を秘める。

 
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サイドカバーを変更することで、様々なスタイルへのカスタムも可能だ。さらには液晶モニタを取り付け、自分のキャラクターに合わせた映像や画像を表示するモデルまで検討されている!

 
開発ヒストリーは動画でも公開中!

ICOMAの最新情報はTwitterでも公開中だ。
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[[(出典等)>https://news.webike.net/bikenews/258117/]]
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