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absolutely/ definitely

absolutelyとdefinitelyの違いと日常会話で使える例文を紹介!

実践英会話 使える英語表現 Yuka

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日常英会話で良く使われる「absolutely」と「definitely」。

聞いたことはあるものの、自分で使おうとするといまいち使い方が分からなかったり、ニュアンスの違いが曖昧という人も多いのではないでしょうか?

この記事では似た意味を持つ「absolutely」と「definitely」の違いと、日常会話で使える例文をご紹介します!間違って使われやすい単語と例文も一緒に紹介していくので参考にしてくださいね。

  absolutelyとdefinitelyの違いは?
    absolutelyの意味と例文
    definitelyの意味と例文
  absolutelyとdefinitelyの類似表現は?
    exactlyの意味と例文
    certainlyの意味と例文
    obviouslyの意味と例文
  まとめ

absolutelyとdefinitelyの違いは?

absolutelyとdefinitelyはどちらも副詞です。

したがって、英文中では動詞の前に置いて使われることが多いです。これら2単語の具体的な意味と基本表現を見ていきましょう。

absolutelyの意味と例文

“absolutely”は「完全に・絶対的に・無条件に」という意味です。
今回は、洋服屋さんに行ったときに使える例文をご紹介します。

A:Could I try this on?
この服を試着してもいいですか?
B:Absolutely. Let me show you to the fitting room.
もちろんです。試着室にご案内しますね。

absolutelyは「100%の可能性」を示すため、このシーンのように人に何か言われたときに喜んで引き受けたいときに使えます。
もう1つ例文をご紹介します。

A:Why didn’t you come to the event last Saturday? That event was so much fun! You should absolutely come this week!
なんで先週の土曜日のイベントに来なかったの?あのイベントすごく面白かったのに!今週は絶対来たほうがいいよ!
B:Oh I’m so sorry that I couldn’t join it. I will go this week.
参加できなかったのが残念だな。今週は行くつもりだよ。

このように、面白いイベントがあったときに「絶対に」来るべきだった、と言い切りたいときにも使えます。そのほかにも”not”とセットで使われることが多いので、例文を見ていきましょう。

A:Can I smoke here?
ここでタバコを吸ってもいいですか?
B:Absolutely not. Smoking is prohibited here.
絶対にダメです。ここは禁煙です。

この場面のように禁止であることを強調したいとき、”Absolutely not”のセットで使うことで「絶対にダメ」と伝えられます。続いてdefinitelyの意味と例文を見ていきましょう。

definitelyの意味と例文

“definitely”は「確実に・明確に・はっきりと」という意味です。

「意味だけ見ると、absolutelyとほとんど変わらないのでは?」と思う人もいるかと思います。実は、absolutelyとdefinitelyは、文章中で同じように使えます。使い分けとしては、”definitely”はどちらかというと若者に多く使われる言葉です。”absolutely”はやや大人っぽい言い回しです。

したがって、“definitely”も先ほど紹介した洋服屋さんのシーンで、”absolutely”と全く同じように使えます。

A:Could I try this on?
この服を試着してもいいですか?
B:Definitely. Let me show you to the fitting room.
もちろんです。試着室にご案内しますね。

また、友人に遊びに誘われたときの返事として使うこともできます。

A:We should go shopping this weekend.
今週末買い物に行こうよ。
B:Definitely! Let’s go to the ABC mall.
そうだね!ABCモールに行こう。

このように、相手が言ったことに対して「賛成」の意思を伝えたいときに使えます。Definitely!”の代わりに”Absolutely!”を使っても、意味合いは同じです。
もう1つ例文を見ていきましょう。

A:Did you eat ramen when you came to Japan last year?
去年日本に来た時ラーメン食べた?
B:Unfortunately,I didn’t eat it.
残念ながら食べなかったんだ。
A:Really? You should definitely eat it next time!
本当に?次に日本に来たときは絶対食べたほうがいいよ!
B:Oh yeah I want to try it!
うん、食べたい!

こちらは友達と旅行の思い出を話しているシチュエーションです。自分が自信をもっておすすめしたいお店や料理、観光スポットがあるときに”definitely”をつけることで、おすすめ度合いを強調できます。

また、absolutelyと同様に”Definitely not”のセットで使われることも多いので、例文をご紹介します。

A:Can I eat here?
ここで食べてもいいですか?
B:Definitely not. Drinking or eating is not allowed here.
絶対にダメです。ここは飲食禁止です。

これも、相手に強い否定や禁止を示す必要があるときに頻出する表現です。

ここで少し余談!

皆さん、「everyday」と「every day」の違い、ご存知ですか??ぱっと見同じに見えますが、実は違いがあるんです!下記記事でご紹介しているのでぜひ参考にしてみて下さい♪♪

nativecamp.net

absolutelyとdefinitelyの類似表現は?

absolutelyとdefinitelyの他に日常会話でよく使われる副詞として、次の3つがあげられます。

・exactly
・certainly
・obviously

それぞれの意味と例文を紹介します。

exactlyの意味と例文

“exactly”は「正確に・まさに・ちょうど」という意味です。映画やドラマのワンシーンで出てくることも多い表現です。
さっそく例文を見ていきましょう。

A:I always ask Mary to tell me anything when she has problems,but she has never done it.
いつもメアリーに、問題があったらなんでも相談してねと言っているのに一度も相談してくれたことがないよ。
B:That’s exactly what I thought!
それ、まさに私が思っていたこと!

この場面のように、相手が言ったことが自分の言いたかったことと「ピッタリ」合致していたときに使えます。つづいて、けんかをしているシーンをチェックしていきましょう。

A:Why do you ignore me?
なんで無視するの?
B:Because you don’t listen to what I say! When I always try to talk to you....
私の話を聞いてないからだよ!いつもあなたに話そうとすると…
A:No,I don’t do that!
ぼくはそんなことしないよ!
B:That’s exactly the reason why I don’t want to talk to you.
まさにそういうとことろが話したくない理由だよ。

こちらは映画やドラマなどでけんかをしているシーンで、感情的になったときによく使われる表現です。
もう1つ例文をご紹介します。

A:I think it’s really important to challenge anything.
なんでも挑戦するのが大切だと思う。
B:Exactly!
その通りだね!

“Exactly!”単体で、相手に「賛成」の意思を示したいときに良く使われます。exactlyは「正確に」という意味があるので、absolutelyやdefinitelyと同じ使い方ができるのでは?と思う人もいるかもしれません。

しかし、ニュアンスが少し違うため同じように使えない場合が多いです。例えば、先ほどご紹介した洋服屋さんのシーンでexactlyを使うと不自然になってしまいます。

※不自然な例文
A:Could I try this on?
この服を試着してもいいですか?
B:Exactly!
その通りです!

英文だけ見ると問題ないのでは?と思う人もいるかもしれません。しかし、exactlyには「もちろん」という意味は含まれず「その通り」という意味なので、この例文は不自然な表現になってしまいます。

最後に”Not exactly”のセットで使われる例文を見ていきましょう。

A:Are there 30 students in your class?
あなたのクラスには30人の生徒がいるの?
B:Not exactly. There are 31 students.
正確には違うよ。31人いるんだ。

”Not exactly”のようにセットで使うことで、「正確には違う」という表現になります。

certainlyの意味と例文

“certainly”は「もちろん、確実に」という意味です。absolutelyやdefinitelyと同じ意味のように見えますが、少しニュアンスが違います。
例文を見ていきましょう。

A:He is so smart, isn’t he?
彼ってすごく賢いですよね?
B:He is certainly smart, but…
確かに賢いけど…

「賢いことには違いないけど…」のように、何かを間接的に表現したいときに使えます。具体的に口に出して言いたくないことを、それとなく相手に伝えられるのが特徴です。

もう1つ例文を見ていきましょう。

A:Could you hand in the report by the day after tomorrow?
報告書を明後日までに出してくれない?
B:Certainly.
わかりました。

目上の人に「分かりました」というときに使えます。”Yes.”などのシンプルな回答に比べると、少し丁寧なニュアンスを持っています。

obviouslyの意味と例文

“obviously”は「明らかに」という意味です。こちらは他の副詞に比べると違いが分かりやすいです。
さっそく例文を見ていきましょう。

A:Tom obviously didn’t have interest in what we were talking about.
トム、私たちが話してたことに明らかに興味なかったよね。
B:Yeah I also noticed that.
うん、わたしもそれ気づいた。

言わなくても、見ただけで明らかにその状況が分かるときに使えます。もう1つ例文を見ていきましょう。

A:We should not have eaten snacks before dinner.
晩御飯の前にお菓子を食べるべきじゃなかったね。
B:Yeah obviously.
明らかにそうだね。

このように、相手が言ったことに対して「疑わなくても明らかにそう思う」ときに使えます。

ここでまた少し余談!

下記記事では、「了解」「わかりました」の英語表現を分かりやすくご紹介しています!日常的にかなり使えるフレーズたちなので、ぜひ参考にしてみて下さい♪♪

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まとめ

今回紹介したabsolutelyとdefinitelyの意味をまとめます。

・absolutely:完全に・絶対的に・無条件に
・definitely:確実に・明確に・はっきりと

使い分けとしては、”definitely”はどちらかというと若者に多く使われる言葉です。それに対し、”absolutely”はやや大人っぽい言い回しです。

さらに、今回は下記3つの類似表現も学びました。

・exactly:正確に・まさに・ちょうど
・certainly:もちろん、確実に
・obviously:明らかに

どの単語も、今まで使っていた文章につけ足すだけで細かいニュアンスを伝えられたり、自分の意思を強調できる単語です。英語の表現の幅も広がるので、ぜひ参考にしてくださいね。

また、ネイティブキャンプでは予約なし・無制限でレッスンを受けられます。今回学習した単語が、レッスン中のどのようなシチュエーションで使われるのかチェックしてみるのもおすすめです。

Yuka

大学時代にフィリピンで英語留学を経験し、オンライン英会話を約4年間継続。メーカー勤務ののち、2020年よりフリーランスのライター・英日翻訳者として活動。英語学習関連やビジネス分野のほか、大学で化学を専攻し環境に優しい材料について研究したことから、環境問題の執筆・翻訳も行う。趣味は語学学習、旅行、読書など。現在はオンライン中国語を利用して中国語を学習中。世界中を旅してその土地の食を楽しんだり、さまざまな国の人と話したりすることが夢です。