Windows 11の不具合まとめ【2021年11月最新版】ダウングレード可否や起動しない・ブルースクリーン等などの対処法を解説 ツイート パソコン修理業者12社比較 パソコン修理業者12社を徹底比較!分類別で見るおすすめパソコン修理業者【2021年最新版】 OSやアプリなどのアップグレード時には、トラブルや不具合がつきものです。 本記事では、Windows10の公開時に発生した不具合を紹介するとともに、2021年10月5日(火)に正式リリースされたWindows 11で現在報告されている不具合と将来的に起こ得るトラブルを解説します。 アップグレードができない場合や不具合時の対処法、Windows 11へのアップグレードに必要な要件も解説いたします。 2021年11月14日時点の最新情報をお届けします。Microsoft社の公式サイトから得た情報を中心に反映しておりますが、更新タイミングに内容のズレが生じる可能性がございます。ご了承ください。 情報が更新され次第、都度内容を追加・変更いたします。 目次 Windows 11で起きている不具合【2021年11月最新】 Windows 11で起きている不具合【2021年11月最新】 2021年11月現在、Windows 11による不具合は8つ報告されています。 Windows 11のアップグレードでのエラー ※既に解決されている不具合についてもご紹介しています。 一部ユーザーがWindows 11インストールアシスタントを使ってWindows 11へアップグレードした場合、エラーコード「0x8007007f」と「Ox8COF0830 ? ox2W03」が発生し、クラッシュします。 パソコンを再起動し、管理者権限でWindows 11インストールアシスタントを実行 かない@パソコン博士 Windows 11は既にインストールされているドライバーが原因で不具合が発生することが報告されています。 ※これらのエラーはMicrosoft公式では発表されていません。 Windows 11では、プリンタによる不具合が多く発生しています。 印刷サーバー経由で共有されているプリンターへの接続エラー かない@パソコン博士 これらのプリンター関連のエラーは企業・組織で発生しています。家庭用プリンターでは発生していません。 ? 解決レポートKB5006674 レジストリキーまたはサブキーにASCII以外の文字を使用するアプリと Windows 11の間で互換性の問題が発生し、アプリが開けない、ブル―スクリーンでエラーが表示されるなどの不具合が発生しています。 Microsoft公式KB5006746で、既に問題が解決されたことが報告されています。 KB5006674以降の更新プログラムをインストールした後、一部のユーザーでインターフェイス要素がレンダリングする、アプリ内で描画すると特定のアプリが予期しない作動が起こる不具合が発生しています。 Microsoft公式KB5007215で、既に問題が解決されたことが報告されています。 画像加工ツール「Snipping Tool」をはじめ、一部ユーザーにおいて、Windowsアプリまたは一部の組み込みアプリを開けない、使用できない不具合が発生しています。 スタートメニュー(Sモードのみ)、タッチキーボード、音声入力、および絵文字パネル、入力メソッドエディターのユーザーインターフェイス(IME UI)などに不具合が発生している方向があります。 Microsoft公式KB5008295で、既に問題が解決されたことが報告されています。 AMD Ryzen プロセッサ搭載のデバイスで、Windows 11アップグレード後にL3キャッシュに遅延が発生するエラーが見つかっています。 Microsoft公式KB5006746で、既に問題が解決されたことが報告されています。 IntelのKillerおよびSmartByte?ネットワークソフトウェアとWindows 11の間で互換性の問題が発生しています。 一部Webサイトの読み込みが遅くなる、特定の解像度ではビデオのストリーミングが遅くなる、UDPに基づくVPNソリューションも遅くなるなどの影響が出ています。 Microsoft公式KB5006674で、既に問題が解決されたことが報告されています。 Microsoftと Oracleは、Hyper-VまたはWindows Hypervisorがインストールされている場合にVirtualBox?とWindows 11の間の互換性の問題(仮想マシン:VMを起動できない)が確認されています。 Microsoft公式KB5007125で互換性の保持が掲載されています。 2021年10月19日リリースされたOracleの最新更新プログラム(v6.1.28)でWindows 11がサポートされました。 Windows 11にアップグレードするためには、Microsoftが定めているシステム要件を満たす必要があります。 システム要件を満たしていないとアップグレードはできず、仮にできたとしても不具合の原因となるため、まずはご自身のパソコンが以下の要件を満たしているかを確認しましょう。 上記の要件を満たしていれば、Windows 10からWindows 11への無償アップグレードが可能です。 Windows 11の概要については、以下の記事で詳しく解説しています。 Windows 11 が正式リリース!新機能や無償アップグレードの情報を解説【2021年最新】 2021年10月5日にWindows 11にアップグレードが可能なパソコン機種が発表されています。 Acer Swift 5 【参考】Windows 11 available on October 5 参考までに、過去Windows 10へのアップグレード時に多かった不具合を紹介します。 OSが起動しない Windows10の公開時には、さまざまな不具合が報告されているため、Windows 11へのアップグレードにおいても、何らかの不具合が発生する可能性があります。 また、Windows 11では画面デザインの変更や機能追加・廃止などが行われるため、これまで行っていた操作の実行手順が変わることも考えられます。 Windows10の公開時にはさまざまな不具合が報告されていましたが、その中でもWindows 11へのアップグレード時に想定される不具合を4つ紹介します。 パソコンが起動しない パソコンが起動しない Windows 11へのアップグレードが正常に行われないと、OSファイルが破損してしまい、パソコンが起動しなくなる可能性があります。 起動しない場合の主な症状は、以下の通りです。 電源ランプがつかない アップグレード中に電源が切れてしまうと、OSファイル破損の原因となるため、ノートパソコンをWindows 11にアップグレードする場合は、必ずACアダプタを接続しておきましょう。 Windows10の情報ではありますが、以下の記事にパソコンのアップグレード後に起動しなくなる原因と対処法をまとめているため、参考にしてください。 パソコンの再起動が終わらない・再起動できない時の【対処方法15選】:Windows10版 Windows 11へのアップグレード後に、パソコン自体は起動するもののブルースクリーンが出てしまい、そこから進まなくなることも考えられます。 ブルースクリーンが出る原因として考えられることは、OSやシステムファイルの破損、内蔵HDDの故障などです。 場合によっては、Windows 11へのアップグレードではなく、パソコンに接続している周辺機器が原因であるケースもあります。 ブルースクリーンの原因や対処法については、以下の記事にて詳しく解説しています。 ブルースクリーンが頻発する時の対処方法7選と原因別対処方法を解説!エラーコード一覧付き【Windows10対応】 Windows 11のOSや機能に不具合があると、OS・アプリの動作が不安定となることも考えられます。 ただしアプリの動作が不安定なのは、Windows 11のOSではなく、使用しているパソコンのスペックに問題がある可能性もあります。 Windows 11には、インストールに必要なシステム要件だけではなく、アプリや機能固有の要件も存在します。 例えば、Windows 11の新機能である「Auto HDR(ゲームグラフィック強化機能)」を使用するためには、HDRモニターが必要です。 また、チャットやオンライン会議ができる「Microsoft Teams」を使用するためには、パソコンにカメラやマイクなどが搭載されている必要があります。 そのほかにも機能ごとに必要な要件があるため、動作が不安定であったり使用できないアプリがある場合は、Microsoftの公式サイトもあわせて確認しましょう。 Windows 11では一部の機能が削除・廃止されるため、Windows10で使用していた機能が使えなくなる可能性があります。 タイムラインやタブレットモードなどの機能は、Windows 11では削除されてしまうため注意が必要です。 また、Internet Explorerが無効となるため、普段ブラウザとしてInternet Explorerを利用している方は、ほかブラウザの利用を検討する必要があるでしょう。 Windows 11のアップグレードには、TPM2.xが要件に含まれており、Macのマザーボードがサポートされていません。そのため、現時点(2021年8月26日時点)では、Windows 11のハードウェア要件を満たせないため、全インテルMacでの利用ができなくなる可能性があります。 一方で、macOS向けの仮想化ソフトウェア「Parallels Desktop 17 for Mac」(米Parallels)を使用すれば、macOS Montereyをサポートした上でWindows 11への最適化が可能とされています。 Windows 11 はベータ版をすでに公開しており、Windows Insider Program(Microsoft公式)に参加することで、Windows 11のアップグレードのシステム要件を満たしていれば、事前にWindows 11を体感でき、どんな不具合が発生するか、確認することができます。 Windows Dev チャネル(開発者向け) Windows Insider Programへの参加への登録には、Microsoft アカウントが必要です。Microsoft アカウントでログインし、登録時に「プログラム契約の条件とプライバシー ステートメント」に同意して送信することで、参加できます。 Windows Insider Programは開発者やパソコンにかなり詳しい人向けです。 想定外の不具合が発生しやすく、正常に作動しないことによるファイルの破損が発生しやすくなります。また、ダウンロードに多くの時間を要し、帯域を占領してしまうため、インターネット速度に悪影響をもたらします。 さらにWindows Insider Programに一度参加すると、事実上やめることができず、Windows 10に戻すには再インストールが必要になります。 ファイルのバックアップや再インストール後に初期化されるプライバシー設定や使用しているアプリの再設定も行わなければなりません。 Windows Insider Programに参加する場合、完全に自己責任で行ってください Windows 11をインストールするためには必要な要件を満たしていなければならないため、パソコンによってはアップグレードに失敗する可能性があります。 Windows 11へのアップグレードができない場合には、以下4つの対処法をお試しください。 HDD・SSDの交換 HDD・SSDの交換 Windows 11へのアップグレードに失敗してしまう場合は、HDDやSSDが故障している可能性があるため、内蔵HDDやSSDの交換も検討しましょう。 また、Windows 11をインストールするためには64GB以上のストレージが必要となるため、空き容量が不足していないかも確認しておく必要があります。 空き容量が不足している場合は、外付けHDDやクラウドストレージなどにデータをバックアップし、容量を確保しましょう。 HDD(ハードディスク )にトラブル発生!原因や症状別対処方法を解説 Windows 11をインストールするためには4GB以上のメモリが必要となるため、メモリ容量が不足している場合は、増設・交換を行う必要があります。 メモリの増設・交換は自分で行うこともできますが、正しく行わないと「パソコンが起動しない」「青い画面が表示される」などの不具合の原因となります。 そのためメモリを交換する際は、専門知識をもったパソコン修理業者に依頼することをおすすめします。 メモリ増設・交換後に起動しない?原因と対処方法、交換時の注意点も解説 内蔵HDDやメモリなど、Windows 11に必要なさまざま要件を満たせていない場合は、新しくパソコンを買い替える方法もあります。 2021年10月5日の正式リリース日からWindows 11を搭載したパソコンが発売されています。 またAmazonやビックカメラ、ヨドバシカメラなどの販売店にて、Windows 11に対応しているパソコンを購入することも可能です。 Windows 11へのアップグレードができず、HDD交換やパソコン修理業者に依頼するコストをかけたくない場合は、引き続きWindows10を使用するという選択肢もあります。 Windows 11のリリース後も、Windows10のサポートは2025年10月14日まで続くため、そのまま使い続けることも可能です。 Windows 11へのアップグレード後に不具合が発生した場合は、Windows10にダウングレードすることが可能です。 Microsoftの公式サイトによると、Windows 11にアップグレードしてから10日間以内であれば、データを保持したままWindows 10に戻せます。 ただし、10日経ったあとにWindows10へ戻したい場合は、データをバックアップした上でOSのクリーンインストールを行う必要があるため注意が必要です。 さらにアップグレード前のOSに戻そうとすると、エラーが発生してしまい正常に起動できなくなる可能性もあります。 アップグレード・ダウングレード時に不具合が発生した場合は、ドクター・ホームネットなどのパソコン修理業者に相談しましょう。 Windows10の公開時に発生した不具合を踏まえると、Windows 11へのアップグレード時にもさまざまな不具合が発生することが考えられます。 Windows 11へのアップグレードが正常にできない場合は、まずはご自身のパソコンが必要な要件を満たしているかを確認しましょう。 要件を満たしているもののアップグレードできない場合は、パソコンが故障している可能性もあるため、その場合はパソコン修理業者に相談しましょう。 年中無休・全都道府県対応! パソコン修理業者大手(上場企業)の ドクター・ホームネットは 電話対応も丁寧で、お住まいの地域(全国対応)に応じたパソコン修理サービスを提案してくれます。 訪問修理 最短即日で駆けつけ ドクター・ホームネットは大切なデータを保護(復元も可能)した上でパソコン修理をおこなってくれます。「起動しない」、「ブルースクリーンが表示される」などの難しい修理もすぐに行ってくれます。ドクター・ホームネットは東京や大阪、名古屋、福岡など大都市以外の地方都市にも店舗があるので、すぐに個人・法人いずれも対応が可能です。 |